現代文の解き方(第十五回)
「常に全体を見わたしたうえで、部分を緻密につめてゆく」
「2-way method 現代文/小論文」の到達点がここにあります。
一つ一つの設問にピンポイントで解答しながら、いつも「全体」を見ています。
この生徒さんが優れていることは、解答根拠に「わからない」と書いてくるところです。
「何がわからないのかが、よくわかっている!」
非常に美しい知性の持ち主でした。

小論文の書き方(第十五回)
「歴女」っぷりをいかんなく発揮した小論文です。
このように、得意なフィールドがあれば、字数なんか何字だろうが書ききってしまいます。
なぜなら、字数調整は「具体例」でできるから。
「A⇔B」
の二項対立にして、
「A」の具体例、「B」の具体例、
その具体例も
「Aすることでプラスになった具体例」
「Aしなかったことでマイナスになった具体例」
とあげていけば、字数なんかどうにでもなります。
やはり、
「勝負は立論でついている」
というのがよくわかります。
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海外帰国子女の受講生の優秀答案です。
現代文の解き方(第四回) 帰国子女の生徒さんで、英語はトップレベルの成績でした。 「帰国子女だから、国語ができない」 などとよく言われますが、英語だって、というか、むしろ英語の方が「論理的思考」が求め ...
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「2-way method」 現代文のツボ
1.【読解】 〈まずはしっかり読解〉 ・まず本文全体の全体像をおさえる(要約する) =優先順位第一位 細部で難解な箇所があっても、立ち止まらずどんどん先に読み進める。 全体が見えてきたと ...
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「2-way method」 小論文のツボ
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