大学入試直前講座 『小論文のツボ』 其の八
「国立大学後期小論文 立論のポイント③」 〈具体例〉
自分の意見を具体的事実から例証するのが具体例です。
「自分の意見は客観的に妥当なものである。ホラ、具体的事実がそうなっているでしょ?」
という説得の仕方です。
具体例をあげる場合は、
「私が小学生の時~」
と、個人的な体験を例示するより、
「9・11のニューヨークのテロ事件で~」
と、社会的に広く知られている事実で例証した方が説得力があります。
また、具体例は「時間軸」「空間軸」からさがしてくるとよいでしょう。
・時間軸…歴史的事実で例証。
・空間軸…同時代で世間(世界)によく知られている出来事から例証。
「日本史」「世界史」を選択している人は、その知識をどんどん具体例にいかしましょう。
また、具体例のネタを仕込むためにも、普段、ニュースから時事ネタをひろっておきましょう。
問われているのは日常。
「小論文」とは、「その人自身」がいやでも現れてしまいます。
普段、どのような問題意識をもって生活しているのか、その人の日常が問われているのです。
こればかりは小手先のテクニックでどうなるものではありません。
小論文、最後の最後はネタの勝負です。